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頸部腫脹

頸部腫脹とは

主に頚部に腫れがみられる症状を総称して頸部腫脹といい、代表的な疾患に以下の通りです。

リンパ節腫脹

リンパ節腫脹とは

頸部腫脹

頸部のリンパ節が炎症や腫瘍によって腫れている状態をリンパ節腫脹といい、その中でもよく見られるのが、ウイルスや細菌の感染によって炎症を起こす急性リンパ節炎と急性リンパ節炎が治癒しないまま長引く慢性リンパ節炎です。

前者は、リンパ節腫脹の中でも頻度が高く、腫れた部位を押す、首を曲げるなどして痛みがあらわれます。小児によく見られますが、その場合は扁桃炎や虫歯の炎症から細菌がリンパ節に入ることで発症します。また成人で発症するケースとしては、糖尿病患者様の方で、合併症である癰(よう)やせつといった皮膚感染症が出ている場合に起きます。これらは結核性リンパ節炎も含め、原因となる病気の治療にあたればリンパ節の腫れや痛みが抑えられるようになります。ただ症状がひどければ、抗生剤や消炎鎮痛剤を使用します。それによって1~2週間ほどで良くなるようになります。

なお首のリンパ節に腫瘍ができる場合は悪性のケースが多いです。また、のど、甲状腺、食道など他の部位から首にがんが転移することもあります。したがって首に腫瘍が確認されたら、原発巣(原因となっている元の腫瘍)がどこにあるのか、頸部に限定しているか、他の部位に転移していないかなどを検査で調べ、それぞれに適した治療を行います。

唾液腺腫瘍

唾液腺腫瘍とは

腫瘍が唾液腺に発生している状態で、耳下腺でよく見られます。このほか顎下腺や小唾液腺(口腔粘膜下にある唾液腺)で発生することもありますが、舌下腺は稀です。なお小唾液腺や舌下腺に腫瘍が生じているのであれば、口腔内でも症状がみられるようになります。なお、唾液腺に発生する腫瘍は、大半が良性腫瘍です。ただ悪性腫瘍ができることもあり、注意が必要です。

なお腫瘍が発生した場合にみられる症状ですが、良性腫瘍では腫れがあらわれることでしこりが見られる程度ですが、悪性腫瘍では顔面神経麻痺が起こったり、腫れた部位が痛くなることがあります。

診断をつけるための検査としては、画像検査(超音波検査や頭部CT検査など)で腫瘍の状態を調べるといったことや、血液検査、細胞診なども行われます。なお、治療につきましては良性でも悪性でも手術による摘出が基本です。ただ悪性腫瘍のケースでは、放射線治療や抗がん剤などの治療法も組み合わせて行うこともあります。

頸部嚢胞

頸部嚢胞とは

首の皮膚の下に液体の入った袋(嚢胞)が発生する疾患で、先天性と後天性の場合があり、前者では、側頸嚢胞、正中頸嚢胞、リンパ管腫、皮様嚢腫などがあります。一方の後者は、がま腫やリンパ節の腫脹などがあります。

先天性の場合は、出生前には退化するはずのものが消滅せず、袋状のものとして残ったケースをいいます。なお側頸とは首の横の部分にできる嚢胞で、正中頸とは首の真ん中にできる嚢胞です。また、リンパ管の発達時の形成異常で発生するのがリンパ管腫、皮膚をはじめ皮膚に関連したものからできる嚢胞が皮様嚢腫です。また、後天性のがま腫は、舌下腺から唾液が出にくくなって、唾液が袋状に溜まってしまう疾患のことで、頸部リンパ節の腫脹の原因については、リンパ節の細菌などによる感染、悪性腫瘍やがんの転移などがありますが、これらによってリンパ節の内部が壊死してしまうと嚢胞状にみえることがあります。

頚部嚢胞による主な症状は、頸部の腫れや軟らかいしこりを感じる程度ですが、感染による炎症が生じると、痛みが出るようになるほか、嚢胞が大きくなっていきます。

治療につきましては、炎症がある場合は抗生剤を使用するなどして、腫れを抑えるようにします。その後、痛みが強い、嚢胞が大きいという場合は手術療法による摘出を行います。また嚢胞壁が薄いリンパ管腫であるという場合は、薬剤を注入する硬化療法を行う場合もあります。

甲状腺腫瘍

甲状腺腫瘍とは

腫瘤が甲状腺内に発生する疾患で、良性と悪性があります。甲状腺良性腫瘍であれば、それは腺腫様甲状腺腫、嚢胞、腺腫などが考えられます。また悪性腫瘍の場合は、甲状腺がん(乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がん)、悪性リンパ腫などがあります。乳頭がんや濾胞がんでは、自覚症状はなく、未分化がんでは結節が急激に大きくなり、発赤や疼痛もみられます。また髄様がんでは、硬い甲状腺腫が現れ、悪性リンパ腫では比較的急速な甲状腺腫大が現れます。

このほかにも、甲状腺に発生した腫瘍がホルモンをつくり出し、腫瘍から甲状腺機能亢進が認められる病気として、プランマー病(甲状腺機能性結節)もありますが、これは甲状腺機能亢進状態になるので、バセドウ病に似た症状がみられます。

甲状腺の悪性腫瘍は、胃がんや肺がんなどの他の悪性腫瘍に比べるとがん細胞はおとなしいといわれますが、組織診断を行うなどして、他の部位に転移してないかどうかも調べる必要があります。治療に関しては、良性腫瘍で腫瘍のサイズがそれほど大きくない、自覚症状がないという場合は経過観察になることが多いです。悪性腫瘍については、甲状腺を摘出するなどの外科治療を行えば、治癒する可能性が高いと言われています。なおプランマー病の場合は、手術による腫瘍の摘出、もしくは放射性ヨード内療法が行われます。

甲府昭和みみ・はな・のどクリニック

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